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Vol.7 「市岡さんのエクザンティア」社長コラム (2005/11/17)
日曜日でした。仕事もひと段落ついたので、工場は閉めて外出中でした。
すると、家内から携帯電話に連絡が入りました。

「市岡さんが来られています」

どうやら市岡さんのエクザンティアにトラブルが起こったらしい。
話しを伺って、夕方頃に状態を確認する為、市岡さん宅へ向かいました。

市岡さん宅へ伺うのは初めてだったので、どこか解らずキョロキョロしながら運転していました。
すると、 異様な姿をした車が視界をかすめました。

「ん?今のはもしや・・・」

引き換えしてみるとそこにはボンネットの盛り上がったエクザンティアが止まっていました。
症状を確認するとアッパーマウントのラバーがちぎれてサスペンションが飛び出し、ボンネットを突き上げてしまっていました。
今までいろいろな症状を見てきましたが、始めてみる症状でした。

「えらい事になってますね・・」

と市岡さんに声をかけると

「修理可能でしょうか・・・」
(あの時の血の気の引いた心配そうなお顔は忘れもしません。)

アッパーマウント、ボンネット以外にはダメージはなかったので修理する事になりました。

翌日、積車で引き取りに行きました。
(積車に乗ったエクザンティアを見送る市岡さんと奥さんの目は、ドナドナさながらで、とても寂しそうでした。)

ボンネットは新潟の解体屋でいい中古品が見つかったので、それを塗装して取り付けました。
しかし、アッパーマウントは日本には在庫がなく、フランス本国に注文になりました。
結局、届くのに3週間程かかり、修理完了までに一ヶ月程お預かりする事になりました。

市岡さんにしてみたら、まるで子供さんが一ヶ月も入院しているような心持ちだったのではないでしょうか!?トラブル当日は心配でお茶漬けしか喉を通らなかった程らしいですから。

市岡さん、これからもお車に愛情かけて乗り続けて下さい。ウエストリバーも最大限のお手伝いはさせていただきます。

今回の症状は頻繁に起こるような症状ではないですが、ハイドロサスペンションを装備している車(シトロエン等各車)にお乗りの方、一度マウントのゴムが劣化していないか点検してみて下さい。もちろんウエストリバーに持ってきていただいても結構です。

 
破損したアッパーマウントラバー。
左が装着されていたモノで、右が新品です。
見えにくいですが、左の方が伸びているのが解りますか。これ以上伸びると今回のように切れてしまいます。
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